2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
二宮尊徳無私の精神 今、若松英輔先生の 「永遠の今を生きる者たち」 ~内村鑑三・代表的日本人~という本を読んでるんだけど・・・ この本は、 私のスッタニパータの学びの手引書、 毎田周一先生の「釈尊にまのあたり」 の理解をより深めてくれる。 内村鑑…
若松英輔さんを知って 若松英輔さんという方を最近知った。 若松先生のことばは、 なんだかもやもやしていて はっきりしなかった真理のまわりの霧を、 少しずつ晴らしてくれる。 やっぱり真理はひとつなんだな。 アプローチのし方や、 表現のし方や、 使うこ…
主張がある限り自在はない 曲がった心の八つの経から あれこれさんざん迷ったあげく、 「そうか、自分の好きなことをして好きなように生きていけばいいんだ!」なんて、 何かに目覚めたかのような姿・・・ そこにはまだ捉われが・・・ 781-2 自分の好き…
ありのままに見る直観は曲がらない 曲がった心の八つの経からです。 曲がった心っていうのは、 偏見のことなんだな。 780-1 ある人々は曲がった心から意見をいい 又誠実な人でも矢張り意見をいうが どのみち静かな人は 若し論争が起こっても それに近づ…
自己の洞窟を打ち破って真理の世界へ ~洞窟の八つの経まとめ~ この経の最後のページにある毎田先生の解説から紹介します。 この世を見て嘆いたり、 何とかしなければならぬと思ったり、 来世にしか望みはないといってみたりするものは、 釈尊の涅槃寂静を…
世界と一つになる ~洞窟の八つの経より⑧~ これが、まさに救いです! 5ページに渡る毎田先生の解説は、 何回読んでも足りないくらい。 では、まずガーターから。 779-8 「意識する」とはどういうことかをよく知って 盲目の命の流れを渡り 物事にとり…
すっきりあっさり転進する ~洞窟の八つの経より⑦~ 難しいです。 これはどういうこと? 778-7 相反する事柄のどちらにも身をおかず 「触れる」とはどういうことかをよく知って 物にとりつかず 自分でよくないと思う事はすっきりと止めて 見たり聞いた…
本当は自分で支配できるものなんてなにもない ~洞窟の八つの経より⑥~ 魚(人)は水(真理)によって生かされている。 水(真理)を支配することなんてできない。 水(真理)を離れては生きることはできない。 またまた辛辣な例えです。 でもこれが私たち人…
死に直面したら? ~洞窟の八つの経より⑤~ またこわいの出て来ちゃった\(◎o◎)/! 776-5 この世のことを色々にあがき求めて 却ってそれの餌食となり そこでふるえおののいている人達を私は見る この惨めな人達は あんな生活もしたい こんな生活もと願…
真理探究こそがよろこび ~洞窟の八つの経より④~ 欲望に振り回されたあげく、 絶望して嘆きながら死んでいく人生を語られた、 前ガーター・・・ yumbe2525.hatenablog.com ・・・のつづき。 なんだかちょっとホッとします。 でも、 「不正」ということばは…
万人に共通の絶望 ~洞窟の八つの経より③~ 人であるからには欲望がある。 欲望があるからには、それは貪欲に走る。 貪欲があるからには、 苦しみに落ち込む。 そして、万人に共通の最後の絶望の叫びが・・・ 774-3 物を求め貪り執着し それに惑溺して …
閉じ込めているのは自分 ~洞窟の八つの経より②~ 自分の欲望を満たすことだけに捉われた人の生活について語られる。 773-2 欲望をもととして 暮らしの中の快楽にしばられている人は 自由にゆきつくことは難しい 何故ならこの人は 後のことにも前のこと…
自分の世界(洞窟)に閉じこもる人 ~洞窟の八つの経から①~ 人を支配して苦しめるいろいろな欲望。 その欲望からどうやって解放されるかが、 この経の八つのガーターで追及されていく。 人は、自分の考える世界がすべてだと思っている。 その世界に閉じこも…
平安な人はなにも持たない あの問題、この問題、問題が山積み。 なにからどうしたらいいんだろう? もうお手上げ\(◎o◎)/! そんなときはこれだな。 スッタニパータ死なない前の経からです。 861-14 彼はこの世に自分の持ち物が何もないが ないからと…
わかったように説明するのも どっちが本物かと争うのも わかってない証拠 「お釈迦様ってこんな人」 「キリストはこんな人」 なんて、わかったように説明する人は、 「私はなんにもわかっていません。」って 言っているようなものなんだな。 スッタニパータ…
真理の一番のもと 私に、スッタニパータがいかにすばらしいお宝か、教えてくれたのは、 毎田周一先生。 その毎田先生の全集、第一巻の中の、 「スッタニパータ研究~近頃の私の思い~」という文章から引用します。 スッタ・ニパータという経典、 それは独自…
透き通ったものにだけ触れていたいから 宮沢賢治さんの童話にどっぷり浸った。 透き通ったものだけに触れていたいから。 宮沢賢治さんという人は、 人のしあわせのためなら、 なにをしてもかまわない人なんだな。 そんなことを、感じた文を引用します。 (自…
どこにいても自由になれる 牢獄の中のマ・ティーダさんが、看守から、 「君は自由な人だ」って言われたって。 \(◎o◎)/! 「独房でみつめた自由」というNHKの番組でのお話です。 不自由な独房にいるマ・ティーダさんが、 自由な外の世界にいる看守から 「君…
欲=支配=無知と知ること 私たちをとりまく関係・・・ 家族、親子、夫婦、師弟、友だち、恋人・・・などの関係に、 お互い何も当てにしない関係なんてあるのかな? 利己心・支配・服従・偽り・怒り・謗り・・・から離れた、 真に自由な関係が、 どれほどあ…
命はただ命であるだけ 「あの人は常識がないな~」とか、 「どうしてそんなあたりまえのことができないの?」 とか言ってるときって、 気づかずして、 自分は思い上がっていい気になっちゃってる。 人によって、 常識と思っていることも、 あたりまえと思っ…
若き生徒たちにぶつけたレクイエム 宮沢賢治さんが、農学校の教師を辞めるときに書かれた、 「生徒諸君に寄せる」の最後の4行です。 誰が誰よりどうだとか 誰の仕事がどうしたとか そんなことを言っているひまがあるのか さあわれらは一つになって <以下発…
もっとシンプルに!もっとわかりやすく! これって、科学じゃん!って思った。 宮沢賢治さんのことばを聞いて。 たとえばこんなこと。 悪(不快に感じること)は、 脳の表面(意識)に止まって、 中へは入らない。 善(快く感じること)は、 脳の中(無意識…