真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

速やかなことの経(スッタニパータ)~賢者への近道とは?~

思い上がりを砕いて、自覚者のことばに耳を傾ける

学び続けること以外にどこにも信はない ~速やかなことの経より⑪~ 933-19 修行者は以上のことをよく理解して 微妙なことによく気付き いつも目醒めて学びながら 一切の煩いのなくなる処に 『静けさ』のあることを知り 目醒めた人の教を聞いて 時を空…

どんなに世間的に偉い人でも、粗暴な言動が見られる限り、信の人ではない。

信の人は、どんな人のどんな生き方を見ても、決して軽蔑しない ~速やかなことの経より⑩~ 五つのガーター一気に行きます! がつん、がつん、と・・・ 928-14 修行者は非難されても悩まず ほめられても思い上らず 利己心と一緒に 貪りと 怒りと蔭口を…

いろんなものにたぶらかされず・・・

赤裸々な生命と真実心のぶつかり合いふれ合いだけを求めて ~速やかなことの経より⑨~ 926-12 眠りを貪ることなく 注意深く 生々と働き 不精と 偽善と 冗談と 娯楽と 性の関係と 上辺を飾ることとを止めるがよい 927-13 妖術と 夢占いと 人相を…

あれこれ欲しがらず あちこち探し回らず 過ぎたことをくよくよせず

今この場所で このときを あるもので 最高度に生きる ~速やかなことの経より⑧~ 924-10 食べものや飲みものや 保存の出来る食物や衣服を受けても それを貯えるようなことをせず 又それが手に入らなくてもくよくよせぬがよい 925-11 修行者はど…

世間の人からは、薄情、無慈悲に見える自覚者の姿

ただ素直に真理に従っている彼は、情感に溺れることがない。 ~速やかなことの経より⑦~ 923-9 刺すような苦痛に会っても 修行者は決して泣き悲しまず どうしても生きたいなどと命を貪らず 恐ろしいものに出会っても震えぬがよい 目覚めた人の具体的な…

心が解放された、自覚者の必然的姿とは?

「欲しがること=捉われ=不自由」からの方向転換 ~速やかなことの経より⑥~ 922-8 「目に見えるものを貪り求めず つまらぬざれ言に耳を貸さず 美味なものを無闇に欲しがらず 世間の何事も愛好せぬがよい 目覚めた人の具体的な姿・・・それは? まずは…

目覚めた人の具体的な行為や生活について問う

「しなければいけないこと」ではなく、必然的に「そうせずにはいられないこと」 ~速やかなことの経より⑤~ 921-7 「明らかな眼を以てあなたが自ら証しせられた煩いを除く法を いまお聞きしました 尊き方よ 更に正しい行いについてお示し下さい 人の必…

他人をどうこうしようとする限り、平和へは至れない。救われていないのは自分一人。

自分の心の平和に専念すれば、真理は自然に他人の平和実現に向かう。 ~速やかなことの経より④~ 919-5 修行者は 心の内が静かであればよい 外の世界に平和を求めてはならない 心の内の静けさを保つものにはー 摑んでいるものがない どうして捨てねばな…

他人と比較なんてしているところには、懺悔も宗教も救いもない

ただ友として寄り添う姿 ~速やかなことの経より③~ 917-3 内界のことや外界のことについての 如何なる道理も それを知っているのはよいが しかしそれを過信してはならない 何故ならそれが苦痛を鎮めるなどと 目醒めた人はいわないからである 918-…

「自分の考え」というものが根本的に違うと気づくことで妄想を断つ。

「学ぶこと」=「思い上がりを捨てること」 ~速やかなことの経より②~ 916-2 「『自分を聖者のように』考える一切の妄想の と世尊はいわれた その根本を絶ち切って 内にあるどんな情欲をも取除こうと いつもはっきりと目醒めて学んでゆくがよい あらゆ…

物を見るんじゃなくて、自分を見るんだよ!

自分の愚かさに気づくことこそ、救いへの近道 ~速やかなことの経より①~ 915-1 「私は『太陽の親族』であられる偉大な聖者に 独立への道と 静けさの境地とをお尋ねします 修行者は どのように物を見れば 世間に少しも捉われず 情欲を離れることが出来…

平和でないのは、自分だけ???二転三転!びっくりスッタニパータ!!

平和を求めるべきは、ただ自分の心の内だけ ~スッタニパータ・速やかなことの経より~ こんなゲーム、あるでしょう? 答えを、出題者に、耳打ちしていって、 「正解!」って言われた人は、正解ゾーンに行って、 わからない人が、どんどん取り残されていくや…