真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

洞窟の八つの経(スッタニパータ)~狭い世界から出ておいで~

私たちを支配する欲望

自分の世界(洞窟)に閉じこもる人 ~洞窟の八つの経から①~ 人を支配して苦しめるいろいろな欲望。 その欲望からどうやって解放されるかが追及されていく。 私たちは、自分の考える世界がすべてだと思っている。 その世界に閉じこもっている。 実はその外に…

煩悩の矢が抜ければ、もう何の不平不満もない。永遠の今の生き生きとした生があるばかり!

自己の洞窟を打ち破って真理の世界へ ~洞窟の八つの経まとめ~ この経の最後のページにある毎田先生の解説から紹介します。 この世を見て嘆いたり、 何とかしなければならぬと思ったり、 来世にしか望みはないといってみたりするものは、 釈尊の涅槃寂静を…

煩悩の矢は自然にぬけていく・・・その最も充実した姿とは?

世界と一つになる ~洞窟の八つの経より⑧~ これが、まさに救いです! 5ページに渡る毎田先生の解説は、 何回読んでも足りないくらい。 では、まずガーターから。 779-8 「意識する」とはどういうことかをよく知って 盲目の命の流れを渡り 物事にとり…

自分でよくないと思うことは無常の真理に即さないこと

すっきりあっさり転進する ~洞窟の八つの経より⑦~ 難しいです。 これはどういうこと? 778-7 相反する事柄のどちらにも身をおかず 「触れる」とはどういうことかをよく知って 物にとりつかず 自分でよくないと思う事はすっきりと止めて 見たり聞いた…

この世に自分で支配できる世界があると思っている人の姿とは?

本当は自分で支配できるものなんてなにもない ~洞窟の八つの経より⑥~ 魚(人)は水(真理)によって生かされている。 水(真理)を支配することなんてできない。 水(真理)を離れては生きることはできない。 またまた辛辣な例えです。 でもこれが私たち人…

欲望なんかにふりまわされている場合じゃないよ!

死に直面したら? ~洞窟の八つの経より⑤~ またこわいの出て来ちゃった\(◎o◎)/! 776-5 この世のことを色々にあがき求めて 却ってそれの餌食となり そこでふるえおののいている人達を私は見る この惨めな人達は あんな生活もしたい こんな生活もと願…

欲望から解放されるには・・・? 真実の声に耳をすませて・・・

真理探究こそがよろこび ~洞窟の八つの経より④~ 欲望に振り回されたあげく、 絶望して嘆きながら死んでいく人生を語られた、 前ガーター・・・ yumbe2525.hatenablog.com ・・・のつづき。 なんだかちょっとホッとします。 でも、 「不正」ということばは…

欲望の果ての絶望・・・そこから逃れるには?

万人に共通の絶望 ~洞窟の八つの経より③~ 人であるからには欲望がある。 欲望があるからには、それは貪欲に走る。 貪欲があるからには、 苦しみに落ち込む。 そして、万人に共通の最後の絶望の叫びが・・・ 774-3 物を求め貪り執着し それに惑溺して …

欲望を満たすことにだけに捉われた、洞窟の中の不自由な世界で・・・

閉じ込めているのは自分 ~洞窟の八つの経より②~ 自分の欲望を満たすことだけに捉われた人の生活について語られる。 773-2 欲望をもととして 暮らしの中の快楽にしばられている人は 自由にゆきつくことは難しい 何故ならこの人は 後のことにも前のこと…

欲望の支配から抜け出せない人とは?

自分の世界(洞窟)に閉じこもる人 ~洞窟の八つの経から①~ 人を支配して苦しめるいろいろな欲望。 その欲望からどうやって解放されるかが、 この経の八つのガーターで追及されていく。 人は、自分の考える世界がすべてだと思っている。 その世界に閉じこも…

欲望にしばられていては、自由にいきつけない?助けて!スッタニパータ!

あれこれ望んで、自分以外のものに捉われている ~スッタニパータ・洞窟の八つの経より~ 最近気になることがある。 ブログを書こうとして、ページを開くと、 「アクセス解析」っていうのが目に入ってきて、 ついつい、ポチン!と押してしまう。 そして、一…