真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

最上のものの八つの経(スッタニパータ)~自分は最上?特別?~

この世界はすべてが必要不可欠の要素としての一大交響楽

何かをあてにするのはやめてこの交響楽の響きを聴け! ~最上のものの経より⑧~ 803-8 彼らは何も当てにせず 何かを取り出してあがめもしない 色々の教さえも彼らは受けない このように道に達した人達は 徳行などを人生の筋道として生きてはゆかない こ…

人間が「考える」ということは、真理とは何の関係もない

真理は直観でしか与えられない ~最上のものの八つの経より⑦~ 802-7 だから彼には自分で考え出した 知識や学問や思想の影すらもない このように道に達した人が どんな考えにもとりついていないときー 世間の人が彼をこういう人だと摑まえようとしても …

生き方はない! 立場もない! 「・・・として」もない! ではなにをするの?

現実世界の奥の奥までお見通し ~最上のものの八つの経より⑥~ 801-6 彼はここでこの世とあの世のどちらにも あのようにまたこのように生きたいとは願わない しかも色々な事をよく見ているので それにとりつく立場を何ももってはいない 「どう生きたら…

立場というものがなくなってしまうのが智慧

無我の世界に「立場」はない ~最上のものの八つの経より⑤~ 800-5 既に身についているものを捨てて何もつかまず 智慧についても一定の立場をとらない人は 意見の違いから分裂した人達の中で どちらの側にもつかず どんな考え方もそれを鵜呑みにはしな…

個性的生命に優・劣・等の評価をすることは不可能

生命は尊重されるべきもの ~最上のものの八つの経より④~ 799-4 智慧についても徳行についても 世の人と自分を比べて 一面的な考えをもってはならない 即ち自己を「等しい」ものだといってみたり また「劣った」ものとか 「勝れた」ものとか 考えたり…

知識・学問・思想・徳行に捉われているところに真理への道はない

生命そのものからくる純粋な真理 ~最上のものの八つの経より③~ 798-3 自分の立場にとりついて 外のものを劣っていると見る人自身が それこそ束縛そのものだと賢い人はいう だから修行者は知識や学問や思想や 徳行などを頼みとしてはならない 本来の生…

積み上げたものが多いほど、成功が大きいほど、手放すのは難しい

すべてを失って初めて気づくこと ~最上のものの八つの経より②~ 797-2 知識や学問や徳行や思想の 優れた成果が 自分の中にあると思っているものは それらのことだけを自分でつかまえて その外のすべてのものは劣っていると見る たくさん本を読んで、 …

「自分が正しい」と思い上がって、それをなんとか証明しようとするのが人間

思い上がりが争いを生む ~最上のものの八つの経より①~ 人間である限り止むを得ない姿とは・・・? 796-1 世間の人は自分の重んずるものを 「最上のもの」とする考えを離れず それ以外のものをすべて「劣っている」という だから人は論争から離れるこ…

比べることは束縛。命を評価することなんてできない!

命はただ命であるだけ 「あの人は常識がないな~」とか、 「どうしてそんなあたりまえのことができないの?」 とか言ってるときって、 気づかずして、 自分は思い上がっていい気になっちゃってる。 人によって、 常識と思っていることも、 あたりまえと思っ…

生き方なんてない!ただ真理の道をいくだけ・・・それがスッタニパータ

どう生きればいいかと聞かれても・・・ ~スッタニパータ・最上のものの八つの経より~ いつも迷ってばっかりで、 「どう生きればいいのでしょう?」 「正しい生き方を教えてください。」 って、スッタニパータに尋ねた。 そしたら・・・ これは、最上のもの…