真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

闘争と論争の経(スッタニパータ)~なぜ争うの?~

「こうしなきゃ!」とか「こうすればいい」とか、そういう摑めるものがなにもない

ただ計り知れない生命をそこはかとなく生きる ~闘争と論争の経より⑦~ 877-16 静かな人はこんな人達が 『拠りどころをもつ人』であると知り その拠りどころが一体何であるかを明らかにし それを離れて自由の人となる しかも智慧の人が決して あれこ…

解放しよう解放しようとする教えを、摑もう摑もうとしてしまう人間の捉われ。

ゴールを決めるのも、ゴールを決めちゃダメというのも、結局は捉われ ~闘争と論争の経より⑥~ 875-14 「お尋ねしたことを 本当に明らかにお教え下さったので 更に付け加えてお尋ねしますが どうかそれも教えて下さいー ある賢い人達は この世ではここ…

「思い」は「枠」。苦しみのもと。そんな枠は外さなきゃ!・・・なんて思うのも妄想?

難しく考えるのはやめよう ~闘争と論争の経より⑤~ 前回の「思い」について語られたこのガーターを わからないなりにも、もう少し考えてみます。 874-13 「自然に思うように思うのでもなく 間違って思うのでもなく それかといって思わないのでもなく …

苦しみの原因は「思い通りにならない」の「思い」だった。

「思い」は真理を固定する枠みたいなもの ~闘争と論争の経より④~ ここ、すごくすご~く大事なガーターです!! やっと苦しみの原因が突き止められる。 873-12 「どのように知った者にとって 形がなくなるのでしょうか 楽と苦も亦どうしたら なくなる…

欲求が起ったときにくだされる4つの断定とそれに伴う感情とは?

欲求→断定・・・このくり返しは正に迷いの道 ~闘争と論争の経より③~ 866-5 「それではその欲求は この世で何を元として起こるのでしょうか 又色々に考えて断定を下すことは 何に由るのでしょうか 怒りと嘘と疑いと そして 修道者があれこれと指摘する…

人生は欲求→充足→欲求→充足・・・のくり返し。そして、どうしても充足されない欲求は・・・?

来世の想定によるごまかし ~闘争と論争の経より②~ 864-3 「愛はこの世で何を元として起こるのでしょうか 又世間に拡がってゆく貪りは 何から起こりますか そして人が来世に向かって希望を抱き それが果たされるのは 何に基づくのでしょうか」 865…

闘争や論争につながる、人間の浅ましく低級な心理現象はいったいどこから起こる?

強い執着から起こる争いはまさに苦悩の世界 ~闘争と論争の経より①~ 862-1 「何処から闘争と論争と 憂いと悲しみと 利己心と 傲慢と 人に対する誹謗とが起るのでしょうか それがどこから起こるかを どうぞお教え下さい」 863-2 「闘争と論争と 憂…