欲望を満たすことにだけに捉われた、洞窟の中の不自由な世界で・・・
閉じ込めているのは自分
~洞窟の八つの経より②~
自分の欲望を満たすことだけに捉われた人の生活について語られる。
773-2
欲望をもととして
暮らしの中の快楽にしばられている人は
自由にゆきつくことは難しい
何故ならこの人は
後のことにも前のことにも気をとられ
今のこと未来のことをあれこれと望んで
自分以外のものに捉われてしまっているからである
私たち人間の生活なんて、ほぼこれなんだな。
自分の欲望を満たすために
毎日あくせくしている。
(; ・`д・´)
ときにはそれが「欲望」だとも気づかずに。
でもそれで、
自由の生活に行き着くことは難しいんだな。
本当の自由は、
洞窟の外にしかないのに、
洞窟の中の世界がすべてだと思い込んでいる私たちが、
そのことをわかることは、
とても難しいんだな。
この、自分中心に、
主観的に生きている私たちが、
真理の世界の、
客観的な法則を認めるということは、
不可能に近いんだな。
自分の欲望を満たすために、
誰かを、何かを、
操作しようとする。
でも、それは、
真理の法則に、
そむくことになる。
操作通りにはいかない。
更にいろいろな考えをめぐらせて、
工夫して、努力して、
なんとか自分の思い通りに操作しようとする。
そして、
その操作の対象になる、
自分以外の誰か、なにかに、
すっかり振り回されることになる。
真理の法則に従わない人にとって、
そのうち真理は分厚い壁になる。
その分厚い壁にとりかこまれて、
人は身動きできなくなる。
そして叫ぶ!
「だれだ~?!」 \(◎o◎)/
「わたしをこんなところに閉じ込めたのは~?!」
犯人は実は自分だった!
ってことに気づかない限り、
ここから出ることはできないんだな。
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