「自分の考え」というものが根本的に違うと気づくことで妄想を断つ。
「学ぶこと」=「思い上がりを捨てること」
~速やかなことの経より②~
916-2
「『自分を聖者のように』考える一切の妄想の
と世尊はいわれた
その根本を絶ち切って
内にあるどんな情欲をも取除こうと
いつもはっきりと目醒めて学んでゆくがよい
あらゆる妄想のもとは、
「自分を聖者のように考える」ことなんだな。
自分を立てて、そこから考えが始まる。
そうして考えていけば、
必ず真理をつかめると思っている。
それが根本的に違うと言われる。
その根本を断ち切らない限り、
真理をとらえることはできない。
真理をとらえるのは、
考えではなくて、直観だけだと。
その自分の考えが正しいと思い込むことが
妄想だと気づかない限り、
妄想を断つことはできない。
常に思い上がっていく自分であることに気づいて、
それを常に取り除くために学び続けること。
「学ぶこと」=「思い上がりを捨てること」なんだな。
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