真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

個性的生命に優・劣・等の評価をすることは不可能

生命は尊重されるべきもの

~最上のものの八つの経より④~

799-4

智慧についても徳行についても 

世の人と自分を比べて

一面的な考えをもってはならない

即ち自己を「等しい」ものだといってみたり

また「劣った」ものとか

「勝れた」ものとか

考えたりしてはならない

 

どんなに勉強した人の考えだって、

世界から見たら、

片寄ったものでしかない。

 

それなのにその考えをものさしにして、

他人を推し量ろうとする。

 

そもそも、他人を外から計ろうとして、

いくら観察しても、

それはその人の外面的な一部分でしかない。

 

片寄った考えで、

他人の一部を評価して、

「こっちの方が優れている」

「あっちの方が劣っている」

「そっちとこっちは等しい」なんて言うのは、

愚かなことなんだな。

 

毎田先生は、

聖徳太子

「我れ必ずしも聖に非ず、

彼必ずしも愚かに非ず、

共に是れ凡夫耳」

を取り上げて解説される。

 

「共是凡夫耳」と「等しい」とは別物だと。

「みんな同じだ。」ではなくて、

「みんなそれぞれが、別々の尊重されるべき個性的生命だ。」

ということですね?

 

個性的生命は比べようもない、

それぞれが尊重されるべきものなんだな。

 

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