真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

知識・学問・思想・徳行に捉われているところに真理への道はない

生命そのものからくる純粋な真理

~最上のものの八つの経より③~

798-3

自分の立場にとりついて

外のものを劣っていると見る人自身が

それこそ束縛そのものだと賢い人はいう

だから修行者は知識や学問や思想や 

徳行などを頼みとしてはならない

 

本来の生命そのものからくる純粋なものでなく、

他からもってきて当てはめたような

知識・学問・思想・徳行にとりついて、

それに当てはまるものだけが正しいと主張する。

 

それに当てはまらないものは愚かだとする。

 

本来の生命以外のものを拠りどころとしているのが

束縛の姿なんだな。

 

真理への道はそんなところにはないと。

 

ある一面的なものに当てはめようとして、

こっちは優れている、

こっちは劣っていると、

比べていることそのものが束縛だと。

 

生命からくる純粋なものを無視したまま、

外からもってきた他のものに捉われている限り、

真理への道はないと。

 

知識・学問・思想・徳行を否定しているわけじゃない。

でも、そういうものに捉われて、

生命の真理をないがしろにしてはいけないということかな。

 

 

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