知識・学問・思想・徳行に捉われているところに真理への道はない
生命そのものからくる純粋な真理
~最上のものの八つの経より③~
798-3
自分の立場にとりついて
外のものを劣っていると見る人自身が
それこそ束縛そのものだと賢い人はいう
だから修行者は知識や学問や思想や
徳行などを頼みとしてはならない
本来の生命そのものからくる純粋なものでなく、
他からもってきて当てはめたような
知識・学問・思想・徳行にとりついて、
それに当てはまるものだけが正しいと主張する。
それに当てはまらないものは愚かだとする。
本来の生命以外のものを拠りどころとしているのが
束縛の姿なんだな。
真理への道はそんなところにはないと。
ある一面的なものに当てはめようとして、
こっちは優れている、
こっちは劣っていると、
比べていることそのものが束縛だと。
生命からくる純粋なものを無視したまま、
外からもってきた他のものに捉われている限り、
真理への道はないと。
知識・学問・思想・徳行を否定しているわけじゃない。
でも、そういうものに捉われて、
生命の真理をないがしろにしてはいけないということかな。
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