あれもしたい！これもしたい！
「したいことを全部しよう」かあ～。欲張りだな～！
好きなこと、がいくつもある人は珍しくない。逆に、これだけが好きだ！というものが決定している人のほうが少ないのだと思う。どんどん動いて始めてみると、そのうちのどれかは熱が冷めたり、向いていないと感じたりなど、様々な理由でやらなくなることもある。でも、やってみるまではなにもかもわからないものだ。
このときに、意外と邪魔にならないだろうか。人には使命があって、それに出会ったときはピンときて、やる気が湧き、それを選ぶとどんどんうまくいく。その使命を見つけ出すことが大事だ。というようなスピリチュアル的な通念が・・！それぞれに向いているものがあって、それがその人の魂の目的だ、とか。
わたしはここで力強く、そんなこたぁないっぺぇ！と言いたい。好きなだけでいいじゃないか。しかも同時進行でいいじゃないか。うまくいかなくても、使命なんてなくても。なぜ駄目なんだ！と。
一日２４時間じゃ足りないよ～って毎日のように思う。
やりたいことはたぶん考え出すと無限に出てきそう。
知らないことも、やってないことも多すぎる。
せっかくこの世界に生まれたのなら、できるだけ知りたいし、やってみたい。
とりあえず今目の前にあることだけでも時間が足りていない。
まだまだ読みたい本だって山ほどあるし、聴きたい音楽だって山ほどあるし、・・・
そして、その上行きたい場所とか、観たい映画とか、会いたい人とか、言い始めると、もう家事とか仕事とか最低限にしたってとても時間が足りない。生きているうちにやっておきたいことがありすぎて、もう１秒も無駄なこと（やりたくないこと）には使いたくないって思っちゃう。
わがままだな～！( *´艸｀)
でも、好きなだけで、同時進行で、うまくいかなくても、使命なんてなくても、やればいいって言われると嬉しい！
やっちゃえ！やっちゃえ！って思う。٩( ''ω'' )و
あれこれやると失敗するよ、もしくはひとつにした方が成功するよ、というアドバイスは、的を得ていないと思う。実際今の世の中を見てみれば、いくつものことに手がけてどれも楽しんでいる人はたくさんいる。
それに、そもそもわたしたちは、失敗しないために生まれてきてなどいないはずだ！それは同時に、成功するために生まれてきているわけでもないということだと思う。
わたしたちは、何かのためになど生まれてきていないとわたしは思う。そのような縛りはなにもないのだと。だから、それならばやってみたいことがいくつあっても好きにしたらいいのではないかな。
やりたいことがわからない、という人の中にも、ひとつにしなくては、と考えているために出てこなくなってしまっているだけの人がいる。
『ひとつに絞らなくてはならない』という鎖を解除して、やりたいことをたとえば１０人の自分の分身にそれぞれやらせるために、１０つ出してみようとしたりすると、意外な本音が飛び出す。
「もしいくつもやっていいのだとしたら？・・まあたとえば仮に気楽にいろいろ出してみるとすると・・・」と話し始めて、一気にやりたいことが噴出したりする。こういうときは本人がとても嬉しいものだ。
ホントに！嬉しい！
あれもやろうとして、これもやろうとして、欲張って、そのまま力尽きたとしても、とてもよい。
例えば、口にはハンバーガーや、とんかつや、シュークリームや、バナナや、食べたかったものを目いっぱいほおばって、手には筆やテニスのラケットや本やギターやフライパンやいっぱい抱えて、右足にはローラースケート履いて、左足にはスキー板つけて、目は見開いたまま嬉しそうにいきたい。（これ、例えばの話ですからね！）
「あ～、もう、こんなに欲張って！しょうがないねえ～。全部いっしょに棺に詰め込んであげよう！続きは天国でね！」って呆れられながら・・・（もう一回言うけど、これ、例えばの話ですから・・・）
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