どんな偏りも楽しんでしまおう!
わたしは、もう10年以上も前に、人の心理について学びだしてから、子供時代に親との関係で満たされなかったことが、後々にまで影響するのだと知った。大雑把に言うと、親から十分に愛情を受け取れなかった人というのは、他者からも愛される自信がないまま大人になってしまいがちだ、というようなことを学んだのだ。
そのときわたしは、もうそれを額面通り受け取って「あ・・・!そうなんだ?!親のせいなんだ!!」と思った。本当にバカみたいに単純に、「いや~ぜんぶ親のせいだったのか~!自分がおかしいわけじゃないんだな!」と思い、めっちゃくちゃ楽になってしまったのだ。単細胞だ・・・
これは、親にだっていろいろな事情があって、仕方なかったんだ・・・・と考えることや、それを許すこと、とはまったく別の話だ。
親も、またその親の元で育ったことが影響しているだろうし、その親だってその親だって・・・・と考えると、致し方ないよなと思う。それを追求するのは、誰が悪くてどこに責任があってみたいなことを考えることになってしまう・・
こちらの記事、いつもながらこの優しく諭されるようにスーッと入ってくる感じが心地いい。
記事の中に、健太くんが蹴って、どぶに落としてしまったボールの話がある。とてもスッキリしてわかりやすい。
でも、私の場合どんな感じになるかと言うと・・・?
ボールはなぜ汚れているのか悩んでいました。
ある日、ミユ子ちゃんがやってきて、
「それはね、誰かが蹴ってどぶに落としてしまったからだよ。」と言いました。
ボールくんは、
「なあんだ。そうだったのか。自分のせいじゃなかったんだ。」と喜びました。
ところが・・・そこにポチくんがやってきて、
「そのボールを蹴ったのは健太君だよ。」と言いました。
そして、健太君に、ボールくんにあやまるように言いました。
すると、健太くんは、
「いや、ぼくはそんなことした覚えはない!」と言いました。
おかしいなあと思ったポチくんは真犯人探しを始めました。
するとある人物が浮かび上がってきたのです。
それは・・・スネ子でした。いつも人に嫉妬してスネてばかりいるスネ子。
ポチくんはスネ子を問いただしました。すると・・・スネ子は、
「私はミユ子ちゃんがやったと思うよ。」とミユ子ちゃんのせいにしました。
ポチくんは、ますます怪しく思い、スネ子のことを徹底的に調べ上げました。そして、スネ子はどうやら、優しくてみんなに人気者のミユ子ちゃんに嫉妬しているらしいというところまで嗅ぎつけました。そして、調べを進めていくうちに、とうとう証拠を見つけたのです!
そうです!防犯に映る、カメラにボールをどぶに落としてほくそ笑むスネ子の姿を・・・
ポチくんは、これはお手柄だと思って、あわててミユ子ちゃんとボールくんに知らせました。
そして、おまけに、親切のつもりで、
「でもね、スネ子ちゃんは、本当は優しくて人気者のミユ子ちゃんが羨ましかったんだよ。だから許してあげて。そして、お友だちになってあげてね。」
と言いました。
すると・・・?ミユ子ちゃんとボールくんはこう言ったのです。
「え???なんのこと?」
「・・・ああ、そんなこともあったっけ?」
「すっかり忘れてた!」
笑っちゃうな。
あ~、なんだかこんなバカげたお話を書いていたら、可笑しくなっちゃったな。
何言ってるか自分でもわからなくなった~
自分にいろんな変なところがあったとしても、弱気だったり歪んでいたりしても、かなりの部分が育つ間のことだもの、親が完璧でなかったせいということで、自分責めをやめてしまおう!
そして、もらった歪みは宝箱、プレゼントとして目一杯利用しよう!
そう考えたら、「歪められた」と先祖を恨んでいる暇なんかない・・・・人生を楽しむことに、忙しくなってしまうものではないかな!!
みなさんは、親にもらったどんな偏りという宝箱をお持ちだろうか・・・!
それらを楽しむ方法を考えることが、もうすでに楽しいね♥
うん、楽しい!!(≧◇≦)
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