約束はあぐらをかくためにするんじゃない
壇珠(ミユ)さんの夫さんが謎だ。ずっと謎だ。ミユさんがわからないと言うのだから、他人のわたしにわかるわけないのだけど・・・でもわかりた~い!!!(興味津々👀)
きょうの記事も謎に包まれている。
好みのタイプを聞いたときのミユさんの夫さんの答えはというと?
夫は「わからない」と言った。そしてこう説明した。
普通の人はみな美しいよ。健康なすべての人が美しいよ。極端に太っているとか極端に痩せているとか、そういう風に不健康なときに美しさが損なわれるだけだよ、だからタイプってわからないよ、と。
不健康な人以外はみんな美しく見えるってどんなだろう?
まわり中どこを見ても、あの人もこの人も、みんなキラキラしているってこと?
わたしは、わたしと結婚した理由を夫に何度も聞いたことがある。けれども、不思議な返答しか返ってこなかったのだ。
まず最初の答えが、「居たから」だった。
「居たから」って・・・?
「居たから」って・・・?
「居たから」って・・・?
どゆこと?さっぱりわからない。
納得いかなかったわたしは、いや、、、女の人いっぱいいるでしょうに、と言ってみた。しかし、次の答えも意味不明だった。
次に夫は「もう住んでいたし、簡単だと思ったから」と言った。
え?え?え?これってどんな感じで応えるんだろう?
イタリア語で会話しているのかな?
それとも片言の日本語なのかな?
それならちょっとはわかるかも・・・
「イタカラ」
「モ、スンデタシ、カンタントオモタヨ」
こんな感じなのかな?
言葉足らずの片言の日本語で・・・
結婚しようって言ったらホイホイ結婚しそうだから結婚したの??と聞いてみた。すると、次の答えはまたしても理解不能だったのだ。
「いや、結婚したい女の人っていっぱいいるよ。そうじゃなくて、楽な人だと思ったから」・・・・・
これはけっこう長いね。
「イヤ、ケコンシタイオンナノヒト、イパイイルヨ。ソジャナクテ、ラクナヒトネ。」
こんな感じかな?
わたしは埒が明かないと思い、質問を変えてみた。それじゃ、わたしの何が良くて結婚したの?
すると、「子供みたいだと思ったから」という返答だった。
「コドモミタイ、オモタカラネ~」
ほうほう、なるほどなるほど・・・
もっとあるじゃない、好きだと思ったからとか、可愛いと思ったからとか、ずっと一緒にいたいと思ったからとか。と言ってみたら、
「そうだけどそれ以上に女の人はみんな面倒だから」
「一週間以上同じ女といられないんだよ」
「大抵の女性が、すぐに突然怒って泣いたりして、慰めてくれるのを待つだろ。そうやって試されるともう嫌になるんだよ」
うわ、長っ!!
こんなに片言でしゃべらないか・・・?
しかも、ここ真髄をついてる気がするよ。
そうか~!大抵の女性がって・・・すごく思い当たるわ~!
さすがだな。かなわないな。ミユさんも、夫さんも・・・
なんか、説明できないけど、ここにすべて表れてる気がする。
よっぽど新鮮だったんだな~!
わたしたちは、あまり会話をしない。世間話などまったくしない。それぞれに、自分の仕事のこともさほど話さない。夫に至っては、わたしが何を仕事にしているのかをほとんど知らない。わたしたちは、互いにそういったことを理解し合うべきだというような概念を持たないまま一緒にいる。
「夫婦なんだから、ちゃんと話し合って 理解し合うべきだ。」っていう概念をもたないまま一緒にいる・・・すばらしい!
いや、ちゃんと話し合って理解し合うのもすばらしいけど・・・それが普通の考えだとは思うけど、そうじゃなくてもちゃんと夫婦が成り立っているところが・・・
男女の間柄のことは、そんな約束の上にあぐらをかいていられるようなことではないと思う。事故や病気だけでなく、「気持ちの変化」でも、いつ失うかわからないという緊張感がないのはどこか相手に失礼な気がする。
みつけた! みいつけた!!
これこれ!これがすばらしすぎる!!
「約束したじゃん!!」
「誓ったはずじゃん!!」
っていくら言ったって、本当は人間なんていつどうなるかわからない。
それをいくら責めたところで、いくら嘆いたところで、いくら努力したところで、どうにもならないことだっていくらでもある。
約束はその上にあぐらをかくためにするんじゃない!
どんな約束があったって、いくら永遠の愛を誓い合ったカップルだって、相手の心の中まで自分の思い通りに操作できるということはないんだな。
そして、私的には今日のとどめはこれだ!!
「いつ失うかわからないという緊張感がないのは、どこか相手に失礼な気がする。」
この言葉をようく胸に止めておこうっと!
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