真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

ほしい結果を強く強く思い描いて、今すぐできることをひとつずつやる

私は毎日が怖い。いまだに。

その怖さとどうやってつき合っていくか?

きょうの記事はそんな記事だ。

 

『あなたができると思っていても、あなたができないと思っていても、いずれにしてもあなたは正しい。』

これは、アメリカの自動車会社フォード・モーターの創設者、ヘンリー・フォードの言葉だそうだ。できると考えればできる、できないと考えればできない。いずれにしてもあなたは正しい、という表現により、「どう考えたとしてもその考えどおりになるのだ」と伝わる素晴らしき言葉だ・・!

 

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越路吹雪さんの話を思い出す。

あんな大物歌手でも、お客さんの前に立つ前はいつも怖がっていたと・・・

そして、いつもおまじないをしてもらっていたと・・・

 

・・・で、私は何が怖いかというと、音楽の授業をするのが怖い。

自分の授業で、子どもたちが楽しめなかったら・・・?とか、音楽を嫌いにさせてしまったら・・・?と思うと怖い。だから、直前までああでもないこうでもないと、ドキドキソワソワしながら準備をしている。そして、いざ子どもたちを目の前にして、「あ~こんなんじゃだめだ!」と準備したものを全部放り出して、全然違うことをしてしまうこともある。

 

わたしは、ああした弱気の渦巻きに飲み込まれないようにする方法を、あの時ほんの少しだけ体得した気がする。どれほどの弱気を抱えていても、表面上は可能だという体(てい)で動くことで、物事は可能になるのだ。

あの経験で、無理だ、バカだ、やれない、自分にはその力がない、ふさわしくない、やってはいけない、失敗したらどうするんだ、という気持ちをなくすことが大切なわけではないのだと知った。そんなものは、無限にいくらでも湧いてくる。一番いい方法は、相手にしないこと、だった。

 

これはすご~くわかる。私にも毎時間弱気の渦巻きはやってくる。

しらけたらどうしよう?

「つまらん」と言われたらどうしよう?

あくびをされたらどうしよう?

けんかが始まったらどうしよう?

誰かが騒ぎ出したり暴れ出したりしたらどうしよう?

無限に湧いてくる弱気を抱えたままだと、それに飲み込まれてしまう。

・・・でもね、その点私には音楽がある。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

私のUSBには50曲くらいの歌が入っているので、その中から選んだ曲をとにかく流す。さっきまで弱気の渦巻きに飲み込まれそうになっていた私を一気に引きずり上げてくれる。

 

しか~し!

またもや卒業式を前に、6年生の歌声がいまいち盛り上がってこないという状況に。6年生は3人の音楽の先生が担当していて、今週は1時間私に任された時間がある。

先週練習の様子を見せてもらって、思ったのは、「一体誰が主役なの?誰の卒業式なの?」だった。よくあることだけど、先生たちばかりが一生懸命気合を入れて、当の本人たちは他人事みたいになって、もう、やらせる人(先生)とやらされる人(子ども)という図式になっている。こうなるとお互い苦しい。卒業生が溢れるほどの感謝の気持ちを伝えるために歌うはずの歌を、先生たちに引っ張られ引っ張られ、やっとやっと歌っている。あの子たちの前に立って何ができるか?と思う。自分は無力だと思う。歌の指導なんてできない。指導なんてしたらますます歌わされている感じになる。「このように歌えば先生様はご満足でいらっしゃいますか?」みたいな歌になる。それか、一生懸命になればなるほど私の空回りが始まる。子どもたちの中に「早く終わらないかな~」みたいな空気が流れ始める・・・

嫌だ!私はもっと楽しみたい。いっしょに歌えることを楽しみたい。その瞬間瞬間を。その一曲一曲を。なにも言えることなんてなくて、ただただその歌が歌ってほしがっているように、その歌が連れて行ってくれる世界に身を投じて浸りたい。でもどうしたらそんなふうになれるのかさっぱりわからない。そんなことを考え出すと不安に押しつぶされそうになる。

 

その自分は、今までの自分・・・いろんなことがあって、その考え方、その反射を持った自分。それによって、これまでを生き抜いてきた自分だ。簡単に捨てられるわけなどない。だからその自分を持ちながら、それに取り込まれないで先に進むことだ。
取り込まれない方法は、ほしい結果をしつこく思い描くこと。先に進む方法も至ってシンプルで、目の前にある、その結果にたどり着くための今すぐできることをひとつひとつやること。 

 

ようし、これに従って準備を始めよう!

まず、ほしい結果は、子どもたちが感動的な卒業式の晴れ舞台で、お世話になった先生たちや在校生、保護者の方々に向かって、溢れる感謝の気持ちを歌声にのせてひとりひとりが心を込めて歌う姿。

 

そのためには・・・・・

6年間の思い出だ!ちゃんと振り返ってみることだ。あんなこともあった。こんなこともあった。よくがんばってきたな~と。歌とともに・・・。それには、写真だ!学校のホームページからいろんな写真をピックアップして、スライドショーにして流してみよう。早速始める。これがかなり楽しい。つい夢中になる。途中まで作って、歌いながら流してみる。曲は「巣立ちの歌」

 

♪前奏♪ 青空にそびえ立つ校舎

♪花の色~ 雲の影~♪ 通学路の桜並木

♪懐かしい~あの思い出~♪ 校庭で遊ぶ姿

「お~いいね~いいね~」 ひとりで感動している。

 

♪いざさらば~さらば先生~♪ やっぱここは担任の先生を登場させないとね。

♪いざさらば~さらば友よ~♪

運動会組体操の真剣な姿・・・みんながひとつになった音楽会・・・はじける笑顔の修学旅行 みんなでいろいろがんばったね。

「う・・・う・・・」泣き始めたぞ。ひとりで盛り上がってるぞ。

 

ちゃんと思い出せばちゃんと6年分の思い出はあるはず。そのときそのときに多くの人に支えられてきたはず。感謝の気持ちが自然に湧くはず。

それをみんなで共有できれば、歌声に表せるはず!はず!はず!強く強く思い描く。

 

そして、それは輝かしい未来へと繋がっていく・・・

♪輝かしい 明日の日のため~♪

 

 

さてさて・・・どうなることやら・・・???

 

 

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