真実を一歩も離れない人とは?
欲望を満たそうとして、この世を相手にしたり、当てにしたりしない。
~杖を取り上げるものの経より⑩~
946-12
静かな人は
真実を一歩も離れず
道に達した人は
じめじめしない高い処に立っている
彼らはこの世の一切を抛っているが
こういう人を平安な人というのである
静かな人は、真実を一歩も離れない。
じめじめした煩悩の泥沼を超え出ている。
つまり、この世を相手にしていない。
当てにしていない。
そこでどうしようこうしようなんて思わない。
それをなんとかしようとして、
世間に望みをかけたりしない。
彼には世間とは無関係な生活がある。
欲望を超出している。
欲望は世間を相手にしなければ
満たされることはないから。
でも、この欲望超出は、
前ガーターの懺悔なしにはありえないと言われる。
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