真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

本来いるべきところは魚にとっては水。人にとっては真実。

魚が水を支配できないように、人は真実を支配できない。

~杖を取り上げるものの経より②~

936-2

水の少い処ではねかえっている

魚のような人を見

また互いに反目している人達を見て 

私は恐ろしくなった

 

本来いるべきところは、

魚にとっては水、

人にとっては真実。

 

そして、水は魚を生かす。

 

真実は人を生かす。

 

人が真実を自分のものとして、

支配し所有し固定することはできない。

 

それなのに、自分の力でそれを支配し、

動かせると思っている。

 

自分の考えでなんでもできると思い上がって

一人ではねかえっている。

 

本来の真実と何のつながりもないところにいて、

本来の呼吸をしていないから、

息も絶え絶えだ。

 

支配できるはずもない

真理の世界を支配しようとするから、

逆転して魚がひっくり返って

はねかえっているようだ。

 

苦しい。苦しいよ~!

 

しかも、そんなはねかえった魚が

別のはねかえった魚とにらみあって争っている。

 

この世のあちこちで・・・

 

恐ろしいよ~!!

 

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