真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

人生は欲求→充足→欲求→充足・・・のくり返し。そして、どうしても充足されない欲求は・・・?

来世の想定によるごまかし

~闘争と論争の経より②~

864-3

「愛はこの世で何を元として起こるのでしょうか 

又世間に拡がってゆく貪りは 

何から起こりますか

そして人が来世に向かって希望を抱き 

それが果たされるのは 

何に基づくのでしょうか」

 

865-4

「この世に愛があり 

世間に拡がる貪りがあるのも 

欲求ゆえのことである

人が来世に向かって希望を抱き 

それが果たされるのも 

同じく欲求ゆえのことである」

 

この世は人の欲求で溢れている。

 

生きていれば、

なにかしら不足を感じる。

 

生命はそれを満たそうという方向に向かうから

そこに欲求が生まれる。

 

欲求をなんとしてでも満たそうと

夢中になるのが執着。

 

欲求→充足→欲求→充足・・・

人生はそのくり返し。

 

でも、なかなか満たされない欲求もある。

 

どうしても、どんなに努力しても、

それが満たされないとなると、

人は来世という世界を想定して、

そこで満たそうとする。

 

そう信じ込むことで、

現在の不足感を満たそうとする。

 

そうやって、欲望の満たされない苦しみを

ごまかそうとする。

 

この経では、ここから更に更に

これらの欲求がどういうことから起こるか、

ずんずん掘り下げられていく・・・

 

 

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