続・その道を行く人の段階と種類?スッタニパータ・貧しい鍛冶屋、チュンダの問
四種のうちの、自分はどれだ?まさかの結末・・・
~スッタニパータ・チュンダの経より~
「修行者(人生)の道には、どんな種類や段階がありますか?」
と、チュンダが尋ねると、
お釈迦様は、
「それには四種類ある」と、応えられた。
そして、その四種類について、更に詳しく明かされていく・・・
第一の「道の勝利者」とは?・・・
やることなすことすべてが真理
お笑い界のさんまさん?
やることなすこと、すべてがお笑い( ´艸`)
疑いも、苦しみも、煩悩もない。
苦しみを苦しみに、煩悩を煩悩に任せることで、
それを超えてしまっている。
もうその道とひとつになって、
その道を生きることを、楽しんでいる。
だから、何をしても、真理となって働く。
そして、世間の人を導いてやろうなどとは、
考えていないどころか、
もう、世間をどうこうしようと、
相手にしてはいないのだけど、
その自在の姿に、
自然と世間の人たちが導かれて、ついてきちゃう。
まさに、お釈迦様のような人。
第二の「道を説き示す者」とは?・・・
真理を自覚して、自分の言葉で語れる人
真理を知って、
それを自分の言葉で、語ることができる人。
人々に説き明かすことができる人。
名誉欲とかのためではなくて、慈悲として働く人。
もう、この智慧を得た人は、
情欲なんかに振り回されないんだな。
がまんするのとは違って、
この、智慧という、気高いものを得た人は、
たとえば、自分の富とか名誉とか、
そんなものはどうでもよくなっちゃうのかな。
注:世間では、「知ることは簡単だけど、行うのは難しい」っていうけど、
真理は、 「知ることは難しいけど、行うのは簡単」だそうです。
知りさえすれば、行いは自然に出てくると・・・
第三の「道に生きる者」とは?・・・
自覚者の言葉に、じっと耳をかたむける人
自覚者の説き明かされる、真理のことばに、
じっと耳を傾けて、聞く人。
そして、自分をじっとみつめる人。
そこで起こる直観にしたがって、行動する、
思い上がりのない謙虚な人。
さて、ここまで読んできて、私はどれかな~?って思った。
「道の勝利者」?
いくらなんでも、お釈迦様と自分を並べちゃうのはまだ早いな( ´艸`)
「道を説き示す者」?
う~ん、こうして、ブログや本書いてるしな~(´∀`*)
「道に生きる者」?
よく、本も読んで、勉強してるしな~(・∀・)
どこに入るかな~???
ここで、きょうのメインにいってみよう!
チュンダの経 から、第四の修行者について語られる場面。
89-7
正しい行いをしているように見せかけて
内心は図太く 在家の生活を汚して あつかましく
偽善者で 自分の身は修まらぬのに 口達者で
しかも殊勝らしく振舞う者 彼が「道を汚す者」である
うわあ~でた~!
こういう人、どこの世界にもいるな~!
自分はいつも正しいって顔をして、実は欲だらけ!
その欲を満たすために、
平気でしらじらしいうそをついて、人をだます。
うまいことばかり言って、
自分はいい人だって、思い込ませる。
それで、人を傷つけているのに、
鈍感で、全然気づいていない。
まわりには、争いごとが絶えないけど、
みんな人のせいにして、
自分に原因があるなんて、夢にも思っていない。
もう、これだけ、はっきり言ってもらうと、
すっきりするな~・・・
なんて、思っていたら・・・
また、いやな予感!(;'∀')
「こらあ~!!何を言ってるんだ~!!」
「これは、お前のことだぞ!!」
「それを自覚しない限り、
真理の道への、スタートはきれないんだぞ!!」
・・・と、どこからともなく、
毎田先生のお叱りの声が聞こえてきたのでした・・・
(;'∀')(;'∀')(;'∀')
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