執着を全部捨てて行っちゃった！あ～すっきり！スッタニパータ！

「わがもの」という執着を捨てて・・・

～スッタニパータ・老衰の経より～

「今年こそは、いらないものを整理して、すっきりさせるぞ～！」

と意気込んで、始めた大掃除・・・

「う～ん、これ、まだ使えるな～」

「これって、懐かしい～！」

「これ、高かったんだよな～」

・・・なんて、迷いに迷って、

結局、ほとんど、持ち物は減らない・・・

そして、なんだか、すっきりしない・・・

これって、物への執着？

捨てることへの罪悪感？

「私は、こんな、物を簡単に捨てるような、人じゃない！」

「私は、物を、こんなに大切にする人だよ～！」っていう、

自分への捉われ？

きょうは、このガーターを読んでみよっと。

老衰の経からです。

８０９－６

わがものと思うものと貪り求める人は　

憂い悲しみねたむ心を離れることが出来ない

だから安らぎがどこにあるかを見た静かな人達は　

持ちものを捨てて行ったのである

あ～、これ、好きだな～

なんだか、すっきりするんだな。

ここで、迷いに迷って、

つべこべつべこべ言っている私たちを、

お釈迦様は、もう、相手にされず、

行っちゃったんだな。

いろいろなことに捉われて、執着して、

ああでもない、こうでもないと、迷ってばかりで、

きっと、お釈迦様に、すがっていけば、

なにかいいアドバイスをくださると、

あてにして、甘えている私のことなんか、

もう、振り向きもせず、

持ち物なんか、ぜ～んぶ捨てて、

スタスタと行ってしまわれた　(;'∀')

毎田先生もおっしゃいます。

「こちら向きの如来をあてにして、いい気になっている場合じゃないぞ！」と・・・

「如来ではなくて、如去だ！仏像は、すべて、あちら向きに安置すべきだ！」と・・・

・・・( ´艸｀)　( ´艸｀)　( ´艸｀)・・・ 

もう、私たちにできることは、

ただ、その後ろ姿を拝むだけ。

ここにいて、世間を相手にして、

ぐずぐず言っている私たちには、

わかりっこない世界なんだな。

真理の世界というのは・・・

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