真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

すべて経験済み、実証済みの説得力ある言葉が、人々を執着から解放する。

人々を執着から解放する慈悲は具体的。具体的でなければ慈悲とは言えない。

サーリプッタの経より⑫~ 

970-16 

『私は何を食べようか』

『私はどこで食べようか』

『私は昨夜よく眠れなかった』

『私は今日どこで寝ようか』というー

この四つの悲しみをさそい出す考えを 

家を捨てて道を修める人は払い去らねばならぬ

 

世間の捉われから離れて

自由への道を行こうとするとき、

「食べるものが与えられなかったらどうしよう?」

「寝るところがなかったらどうしよう?」

これは迷いのもとになる。

 

弱気になると、こういう不安に襲われる。

そして、せっかくの志を諦めてしまいかねない。

 

でもこれを超えない限り、

前ガーターで語られた、

智慧を尊び、善行を楽しむ、

悠々とした、豊かな生活には至れないんだな。

 

それにしても、なんて穏やかでやさしいお言葉。

 

毎田先生もおっしゃる。

慈しみ深いおじいちゃんが、孫を教え諭すようだと。

 

この校長先生(お釈迦様)のお言葉に、

どれだけ、教頭先生(サーリプッタ)と生徒たちは励まされたことかな。

 

現実の生活に疲れ果てて、

どうしたらよいかと困惑しているとき、

こんなお言葉を聴いたら、

どんなに慰められ、勇気づけられることだろう。

 

そして、実際にこの四つの悲しみを超えて、

自由の境地を生きられる校長先生が、

目の前にいらっしゃるのですから。

 

すべて経験済み、実証済みの説得力あるお言葉ですから。

 

だからこそ、人々を執着から解放するんですね。

 

毎田先生の解説にもこう書かれている。

 

「慈悲は具体的である。具体的でなければ慈悲とは言えない」と・・・

 

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