真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

感じたことをそのまま態度や言葉に出すのは正直なこと???

あ~なんていうタイミングでしょう?!

今の私に読ませたい記事が届いた。

 

・・・というのも、「自分て思ったことすぐに口にしないでああでもないこうでもないって考える癖があるよな~。」「もっとパッと口に出してもいいんじゃない?」なんてちらっと考えていた。思ったことをすぐに口にできたり、頭に来たらすぐに噴火できちゃう人を正直でうらやましいな~なんて思っていた。

 

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たとえば、きっとこの人は、言えば猛烈な反発をするだろう、すぐに攻撃に回るだろう、理論だけに走るだろう、そう思えるような好戦的な相手に対しては、こちらは静かにしているのがいいと思う。そのまま去って、なぜ争わずに、潮が引くようにスッと静かになったのかを、謎のままにしておいても良いと思う。

 

私はなにより他人の不機嫌な顔が嫌い。

不機嫌な人や、言いたいことを言うとご機嫌を損ねてしまいそうな人には必要以上に近づかない。関わるときも警戒してしまう。

あと、いくら理不尽なことを言われても、ここで言い返したらますます相手は怒って不機嫌になって、その不機嫌をまき散らされて嫌な思いをするのは自分だなって思うと、何も言えなくなったりする。

そのときはちょっと悔しい思いもするけど、そのうちに相手が勝手に反省しているのを見て、よかった、言い返して問題を大きくしたりしないで、静かに引いといて・・・と思うことも多々ある。

壇珠さんの、”静かにしているのがいいと思う。そのまま去って、なぜ争わずに、潮が引くようにスッと静かになったのかを、謎のままにしておいても良いと思う。”

ここ読んで、なるほどな~って思った。謎のままってところがいい!

 

なぜなら、ひとつは険悪になったり争ったりしてまでその場で感情のまま言わないと気がすまない思い、などに、まぁ~ロクなものなどないからだ。きっと自分の本当の本音は「争いたい」というものとは異質だ。それでもどうしても態度に表したいときは、相手を失ったり自分にしこりが残ったりすることを覚悟してそうすればいい。あとあと自分で自分を嫌になるのも、覚悟の上で。

 

”険悪になったり争ったりしてまでその場で感情のまま言わないと気がすまない思い、などに、まぁ~ロクなものなどない”

これにも納得!だいたいそんなときに出てくる言葉は、自分で聞いていていやになるくらい、「あ~醜いな~!」「あ~ダサいな~!」と思うような言葉だ。

だから、なんでも思ったことをすぐ口にしようと、無理することないんだな。頭にきたからってすぐに言い返そうとがんばる必要もないんだな。

 

それからもうひとつは、たとえ伝えるべきことだとしても、その場で怒って伝えたことによって、その相手が頑なに意地を張って、二度とそのことを振り返らなくなるかもしれないから。本当に考えさせたいと思うことがあるなら、別のやり方があるはずだ。

 

怒りとして湧いた感情をそのままぶつけたら、この人はきっと萎縮するだろう、ショックが上回って混乱するだけだろう、と思える相手に対しても同じで、もし伝えるべきことが本当にあるなら、あとから自分の気持ちがしっかりしてから穏やかに伝える方法だってある。本音を伝えることと、相手を傷つけることとは混同してはならないことだ。傷つけるとわかっていても言ってやった、というのはそんなに素敵なことだろうか??

 

”本音を伝えることと、相手を傷つけることとは混同してはならない”んだな。

ただ相手を傷つけて貶めてやっつけたいなら、そのロクでもないことをぶつければいいけど、自分の気持ちをちゃんと伝えたいなら、伝え方って大事。

怒りをぶちまけてぶちまけて、「いっくら言ってもわからない!」って怒ってるのって、そのやり方じゃ伝わらないってこと証明しているようなものだな。

 

大切なのは、自分で選んでそうしているとちゃんと知っていること。嫌な思いをした、怒りで燃えている、今すぐ悪態をつくのは簡単だ、というときに、今ここは刀を鞘に納めていよう、怒りの炎の奥で本当に自分が何を求めているのかあとから観察しよう、と思えてこそ強い人なのだもの。

 

本当に正直な人は、その場で気持ちに任せて思ったままを言ったりやったりする人ではなくて、自分の奥をまっすぐに見る人だ。
相手への感情の開示が重要なのではなくて、自分自身が自分の本音を知ることが大切なのだと知っていよう!他人にすぐぶつけている間はずっと、きっと自分の本音を見ないままでいるだろうから。

 

怒ったりイラッとしたときに、それに関わった相手に対して、すぐに気持ちをぶちまけられなくていいのだ。それができるかどうかなんてことを、自分をジャッジするものさしにしなくていい。それしかできないなんて、逆にかっこ悪いじゃないか!
むしろ、その気持を味わいながらも(抑えちゃアカンのよ?)、あとでじっくり検討してやろうじゃないかと考えて、しっかりと腹を据えてその場にいよう。きっと、いつもすぐに怒り出す人よりも貫録のあることじゃろうて。。そのために、丹田を鍛えて自分をしっかり持っていよう!

 

外に向かってぶちまけているときは、自分の気持ちに正直になっているどころか、かえって自分の本音が見えていないんだな。

 

感じたことをそのまま言葉や態度に出せない自分をだめだな~と思ってしまうことがあったけど、今日の壇珠さんの記事を読んだら、なんだかホッとして嬉しくなりました。

 

自分の気持ちにふたをしたり抑えつけたりせずに、だからといってなんでもそのままぶちまけたりせずに、自分の本音とじっくり向き合えるっていい。

 

そして、何があっても振り回されず、腹がすわっている人ってかっこいい!(⌒∇⌒)

 

 

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