あくせくして余裕がないときは熊に追いかけられているとき
熊に追いかけられたことありますか?
私はしょっちゅうです!
熊から逃げている途中の人に、「ねえ、やっぱり立ち止まってもうちょっと他者に気遣いをしたほうが云々・・」などと言っても通じない。「そこをどけ!」とか「熊が、熊が・・・!!」としか返ってこないだろう。ひどい人は、それくらい、中身は目が血走って自分を見失っていると思っていいのだと思う。
熊って私たちの心の中にいるんだな~。
人間誰しも熊に追いかけられるものなのかな?
でも、これってこっけいだな。笑っちゃう!( *´艸`)
熊から必死で逃げているときって、
不安で怖くてしかたない。
だから、自分を認めてもらおうとか、必死になってしまう。
あれもやらなきゃ!これもやらなきゃ!完璧にやらなきゃ!って思って、もういっぱいいっぱいになっちゃう!
あるいは、自分にできない言い訳を必死で探して、誰かの(何かの)せいにして、自分は悪くないことを一生懸命証明しようとしたりする。
ところで、その熊の正体は???
・・・それが、熊に追いかけられている人だったりして・・・
そうか・・・つまり、熊に追いかけられている人に、追いかけられて必死で逃げていると、自分もそうなるってことかな?(・・?
ってことは、その熊に追いかけられている人も、また別の熊に追いかけられていて、そのまた別の熊も、またまた別の熊に追いかけられていて、そのまたまた別の熊も、またまたまた別の熊に追いかけられていて・・・世の中熊に追いかけられる熊だらけになる。
熊大国日本!?
一体どうしたらいいんだ~?!(◎_◎;)
そうして相手にとらわれていることをやめてみると、自分に残るのは、自分も熊から逃げているんじゃないか?という疑問だ。その相手に冷たくされることを熊だと思っていたのはなぜだろう。なぜ怖がっていたのだろう、なぜ頭にきていたのだろう。
「ひどいやつがいるんです、傷ついているんです!」と言いたいときは、「熊から逃げていて余裕のない人がいるんです!で、自分はそいつを熊だと思って逃げてしまっています!」と言い換えてみると、ちょっとバカバカしいような気がして、なんだかそれが茶番に見えてくる。すると、しめたものだ。
うん、これはなかなかバカバカしくて面白いお話だ。
では、この際、「もし、熊に追いかけられたら???」というテーマで、バカバカしい対策を考えてみよう。
①逃げる途中で振り返ってみる→「あれ?どこ?」「なあんだ、いないじゃん?」
②死んだふり→「もうキャパ超えました~。無理です、わたくし、一回死にます。」バタッ!
③戦う→「これでもくらえ~!とりゃ~~~~!!!」「ボカッ!」「ビシッ!」
④友だちになる→「待って・・・落ち着いて・・・なかよくしましょっ!ね?」
うん、これはどれもなかなかいい対策だ!
熊から逃げている人に、他人のことを思ってよ!と言うのはやめよう。それは通らぬ要求だ。実際に熊から逃げている人に同じことを言ったら、こちらがちょっとアレなのと同じだ。
そばで責めているよりも、こちらが慈しみと応援心と「熊なんかいないよ!」という余裕をもって眺めているのが適しているのかも知れない。
わたしも、存在しない熊の幻からいつも目を覚ましていられるように努めよう・・・!
そうして我らは、不動明王であろうではないか。
そっか、そっか、要するに不動明王だ!
とにかく、あくせくしてきて、余裕がなくなってきたら、熊に追いかけられていると思って、このお話を思い出そう!こちらまでちょっとアレにならないように。( *´艸`)
そして、バカバカしくなろう!
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