他人に自分の信じることを押し付けないばかりか、自分自身も「こうでなきゃ!」なんていう型にはめようとしない。
いつも流れるように無為自然の人
~死なない前の経より⑤~
853-6
快楽に耽(ふけ)らず
思い上がっていい気にもならず
おだやかで 機智に富み
自分の信ずることを人におしつけず
又自分はどうしても無欲にならねばならぬとも思っていない
①<快楽にふけらず>
欲望にふりまわされず、
もっと真の生命の喜びを求める。
②<思い上がっていい気にもならず>
すぐに自分が偉い気になったり、
自分が正しいと思い込んだりしない。
③<おだやかで>
心にすぐに波風立てないんだな。
④<機智に富み>
目の前で起きていることを
自分の都合のいいようにねじまげて見ない。
微妙なところまで
⑤<自分の信ずることを人におしつけず>
人にはそれぞれ事情があり、
その人の特性があることを認めているから、
自分の考えを押し付けたりしない。
⑥<又自分はどうしても無欲にならねばならぬとも思っていない。>
自分自身のことも、
「絶対自分はこうでなきゃ!」なんていう、
自分の型にはめようとしない。
自然の流れの中で
自分がどう感じどう動くか、
なすがままに任せている。
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