真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

独立自由への願いはすべての人の内にある悲願。

(犀の角の経41-7を読んで)

 

子どもを可愛がる。

子どもの成長を何より楽しみにする。

そこにこそ人生の幸せがあると思い込む。

 

でも、本当にそこに自由があるのかな?

子どもを可愛がることで、

真に自分の生命は輝くのかな?

 

私たちの生命は個物的生命。

子どもたちの生命もまた個物的生命。

それは私たちの私有できるものじゃない。

 

単に可愛がって、その成長を楽しむだけじゃなくて、

一個の生命として独立自由を尊重しなければ。

 

それは必然的な願いだと言われる。

独立こそはすべての人が内に秘めている願いなんだと。

 

小さな子どもですら、

親の束縛の手をむずかって振りほどくじゃないかと。

 

この独立への生命の願いは、

愛しいものと別れるつらささえ断ち切っていこうとする。

 

そうせざるをえない迫力が生命にはあるんだと。

だから私たちの独立の要求は悲願なんだな。

 

そこに点火されて自覚に至るには、

自覚者との出会いが必要なのだけれど。

 

点火されれば必ず燃え上がる可燃物は、

すべての人の中にあるのだと言われる。

 

点火されないまま終わりたくはない。

 

 

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