真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

自分の愚かさを自覚さえすれば、そこから慈悲行は自然に出てくる。

暗さの影もない、ゆったりとした豊かな生活を楽しむ

サーリプッタの経より⑪~ 

969-15 

智慧を尊び

善行を楽しみ

以上に述べた危難に打克ち

人里離れた臥せる場所の不快に堪えて

次にいう四つの悲しみをこえねばならないー

 

智慧」とは、

自分をよく見つめて、

自分の愚かさを自覚することですね。

 

キョロキョロ人のあらばかりさがして

目くじら立てて不満たらたら・・・

なんていう姿の正反対ですね。

 

あ~人のことを言っている場合じゃないぞ。

自分は何を偉そうにしているんだ?と、

その醜い姿に気づくこと。

 

でも、私たちはなかなか気づけない。

気づいたとしてもすぐ忘れて、

気がつくとまた思い上がっている。

 

その自覚さえあれば解放されるのに。

 

その自覚からは、

もう自然に慈悲が出てくる。

 

その善行を楽しみなさいとおっしゃるんですね。

 

それは、なんという、ゆったりとした、

豊かな生活でしょう?!

 

たとえどんなに貧しく、

不便な生活でも、

そこには、きっと、

暗く沈んでうじうじしたり、

人をねたんだり、

不満を抱えて不機嫌になったり、

なんてことは一切なくなるのでしょう。

 

そして、次のガーターで、

そこに至るのに、超えなければならない、

四つの悲しみについて語られる。

 

その語りにまた

校長先生(お釈迦様)のお人柄が滲み出る。

 

厳しい現実を具体的に上げられながらも、

やさしく穏やかに、

暖かく包み込まれるように語ってくださるのですね。

 

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