真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

古いも新しいも、滅びゆくも生起するも、すべて眼中にない。

永遠の今は何事も新鮮でいつも瑞々しい

~杖を取り上げるものの経より⑧~

944-10 

古いものを楽しむことなく

新しいものを受け入れることなく

滅びゆくものを悲しむことなく

光あるものに愛着すべきでもない

 

「昔はよかった」とか、

「古いものには価値がある」とか、

「古い」という現象を固定して、

古いものにこそ意味があるような捉われがない。

 

このスッタニパータも、

その古さを楽しむのでなく、

ただそこにまのあたりお釈迦様を見るだけ。

 

また、「新しいものこそよいものだ」ということに

好奇心をもったり、

珍しがったりするようなこともない。

 

滅びゆくものも滅びゆくままに。

それにとりついて、

現在に引き戻そうとするから悲しいんだと言われる。

無常の真理のままに任せるよりほかないと。

 

また、輝かしいもの、

例えばこれから発展、成長していくことが

期待されるものを

特に捉えて愛することもされない。

 

それも未来への執着。

 

静かな人にとっては、

古いも、新しいも、

滅びゆくも、生起するものも、

すべて眼中になく、

何かを条件で固定してそれにとりつくことはない。

 

永遠の今は、何事もみな新鮮で、

いつも瑞々しい。 

 

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