「私の物」と固定してつかむものがない。「私にない」という嘆きもない。
永遠の生命を瑞々しく生きる彼には老いることがない。
~杖を取り上げるものの経より⑭~
950-16
名と形あるものを
すべてわがものとするのをやめ
何かがないといって
悲しむことのない人ー
こういう人は世にあって老いることなき人である
つかむものが何もない。
何かを自分の物として固定することがない。
無常観に徹している人。
そういう人は老いることがないと言われる。
古いものが何もこびりついていない。
新鮮な今に、何の先入見もなく生きる、創造の人。
「私の物」も、「私が創ったもの」もない。
だから、「私にはあれもない。これもない。」という嘆きもない。
永遠の生命を瑞々しく生きる彼には、
老いるということがない。
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