もうすっかり肩の荷がおろされて、自由に解放されている人とは?
何もわかっていないということがわかっている人
~大きい堆積の経より⑬~
914-20
静かな人は
この世のどんなことでも
自分の見解や学問や思想を拠りどころとして
それを見ない
彼の肩の荷はすっかりおろされて
自由に解放されている
そして時に流されることなく
快楽に耽らず
何も願い求めるものがない
ーとこのように世尊はいわれたー
静かな人は、
「この問題はこうして解決されなければならない」なんて、
もっともらしく言ったりしない。
人の知性なんて限られたもので、
それを持ち出しても
無限な世界の真理なんてわかりっこない。
それがわかっている静かな人は、
世間と交渉したりしない。
だから世間に汚されることもない。
もうすっかり肩の荷がおりて、
自由に解放されている。
なにも世間にあてにするものもない。
ただただ永遠の今を楽しみ、
そこに自分の全生命を投げ込んで、
真理と一体になる喜びに満たされている。
そこには遊戯三昧があるだけ。
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