真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

真理と私たちの関係は?

照らすものと照らされるもの

~小さい堆積の経より⑦~

890-13

もし人にそういわれた丈で 

劣った人となるのなら

そのようにいう彼自身が低能ということになろう

又もし自分一人でそう思えば 

最高の智慧の人 賢い人となるのなら

家を離れて道を修める人達の中に 

誰一人として愚か者はいないことになる

 

真理は彼方から私たちを照らす光。

私たちの心の中まで照らす内省の光。

 

私たちはただその光に照らし出されて、

自分の全身を鏡に映し出されるだけ。

 

真理と私たちの関係は、

照らすものと照らされるもの。

 

それなのに、その光をつかんだつもりになって、

それを自分や他人におっかぶせて、

どちらが賢いとかどちらが愚かだとか、

わあわあ言っているのが人間なんだな。

 

そんなことは本当はできるはずもないんだな。

 

真理を光のようなものだと悟った人は

ただただその光に照らされるだけ。

 

真理はつかんで人の前で主張できるようなものじゃない。

 

 

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