真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

本当の自由、究極の幸せは思いがけないところに

この教えさえも手離せたら

  

私にはまだまだこの教え(筏)が必要なんだな。

こうやって、

スッタニパータをよりどころとしている限り。

 

きのう紹介した、

「よりどころを持たないものに苦しみはない」の、

「よりどころ」に、

これも入るわけですね。

 

だから、お釈迦様は

「私の言う通りにしなさい」とは言われない。

「私をよりどころとするんじゃなくて、

ただただ真理を見なさい」と言われる。

 

本当に真理とひとつになれたなら、

もう、筏(真理の認識)なんて必要なくなる。

 

そこにこそ、

本当の自由があって、

究極の幸せがあるんだな。

 

まだ人や物にとらわれて、

それをなんとか操作して支配することで、

自分の幸せを得ようとするところに、

究極の幸せはないんだな。

 

「ああ、これじゃだめだ。真理を認識しなきゃ!」

なんて言っているうちも、

まだ縛られているってことですね。

 

そこから離れて、

もう、なんにも自分をしばるものを持たず、

自然に真理に従っちゃう。

 

真理の流れに身を任せて、

真理の見せてくれる景色を

ただただ楽しんでいくだけ。

 

真理に突き動かされるままに、

真理そのものとして行動していくだけ。

 

そうなったら、

なんにもジタバタする必要はなくなるのかな。

そこに初めて慈悲っていうものも生じるのかな。

 

21-4

筏(いかだ)はしっかりと組まれた  

        と世尊はいわれた

激流を渡ってすでに彼岸に達している

筏の必要はもはやない

 

これですね。

 

 

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