真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

思い上がりこそが自由の邪魔をするもの。

 

お釈迦様がどうして、

自由自在に思いのままに生きられたか?

 

それは、思い上がりを打ち砕かれたからなんだな。

 

世界の無常の流れを見つめて、

その真理から一歩も離れないで、

世界と一体になられた。

 

そこには主観的妄想の、

思い上がりのかけらもない。

 

これを「無我」というんですね。

 

そうすれば、世界は私たちの手足となって

働くようになるのですね。

 

この真理の法則をわかっていない人に、

世界を思いのままに動かすことはできない。

 

例えば、ただ権力をふりかざして、

世界を自分の主観的な妄想の、

思いのままに動かそうとすれば、

必ずその思い上がりは、

いつか真理の洪水の力によって、

押し流されてしまう。

 

勘違いがひどくならないうちに、

早いとこ思い上がりを

打ち砕いてしまった方がいい。

 

でも、思い上がりってしぶといですから。

 

たたかれても、たたかれても、

またすぐ頭をもたげてくる。

 

人間て困ったものですね。

 

だから、自覚者の言葉には、

いつも耳を傾けていた方がいいんだな。

 

打ち砕かれたと思っても、

一瞬にして思い上がっているから・・・

 

 

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