様々な束縛、執着から解放されて、自由の国へ向かうための質問
究極の問い=いかにして自分の汚れを除くか?
~サーリプッタの経より④~
様々な束縛、
執着から解放されて、
自由の国へ向かうために学ぼうとする生徒たち(修行者)。
その生徒たちを率いた教頭先生(サーリプッタ)が、
校長先生(お釈迦様)にいろんな問いを投げかける。
自由の国に至るまでには、
どんな危難があるか?
どんな言葉で話せばよいか?
どんな行いをすればよいか?
の問いに続いて、
究極の問いが発せられる。
962-8
心を集中して目覚めている賢い人は
どういう智慧を体得して
あたかも鍛冶屋が銀の垢を吹き去るように
自分の汚れを除くのでありましょうか
たくさん質問してきたけど、
これが究極の質問ですね。
これさえ明らかになればいいんです。
それは、
「いかにして自分の汚れを除くのか?」
どんなにすばらしい智慧を学んだところで、
この自覚なくしては、
この内省なくしては、
この懺悔なくしては、
すばらしい智慧も働かないのです。
問題は、「自分の汚れ」なんです。
他人のことではない。
世間のことではない。
あの人がどうの、世間がどうのと言って、
他人や世間を相手にしているうちは、
いつまでたっても捉われから解放されないよと・・・
いやあ~教頭先生、さすが、いい質問するな~!
つづき↓
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