苦行も見解も学問も思想も一つも必要としない「無」の自在
それはただ直観する世界
~大きい堆積の経より③~
901-7
見るも厭わしい苦行の中へ身を投じたり
或いはまた見解や学問や思想の上に腰をおろしたりして
声高に清らかさをほめたたえるものは
あれこれの生き方を願って
生きることを(一面的に肯定する立場から)離れていない
どれもこれも、
いかにも立派に見える行いも、
世間の一つの立場にすぎないことを、
哀れんで指摘される。
「無」の自在というのは、
この世間というものを
一挙に超えたところにあるんだな。
それは苦行も見解も学問も思想も
一つも必要としない。
ただ直観する世界。
それこそが瑞々しい生命なんだな。
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