真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

闘争や論争につながる、人間の浅ましく低級な心理現象はいったいどこから起こる?

強い執着から起こる争いはまさに苦悩の世界

~闘争と論争の経より①~ 

862-1

「何処から闘争と論争と 憂いと悲しみと 

利己心と 傲慢と  

人に対する誹謗とが起るのでしょうか 

それがどこから起こるかを 

どうぞお教え下さい」

 

863-2

「闘争と論争と 憂いと悲しみと 

利己心と傲慢と 

人に対する誹謗とは 

愛ゆえに起こる

闘争と論争とは 利己心に結びつき 

論争が起これば 人を誹謗するようになる」

 

人と争うことは不愉快な事。

 

負けるとくやしさや苦しみにおちいるし、

勝とうとすれば相手の弱点をかぎまわって

こすく立ち回ることになる。

 

相手の犠牲によって得られる自己満足は

まさに利己心。

 

それがどこから起こるか?との問いに

「愛」だと答えられる。

 

ここで「愛」って言われるのは、

執着や、あくどい欲望のことなんだな。

 

それがあっさりしていれば、

それほどでもないけど、

強い欲望はそれを満たそうと

前後の見境もなくなってしまう。

 

そのために人を不幸にしても、

問題に感じなくなってしまう。

 

争っている人たちの顔を見てごらん。

 

そこには何の喜びも、

和やかさもない。

 

苦悩の世界だ。

 

 

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