自覚者の真実の姿がここまではっきり示される
自覚者にとって戦わなければならないことなんてなにもない
~パスーラの経より④~
831-8
たとえば王侯から食禄を得ている勇ましい人が
敵の中に強い相手を求めながら
叫び声をあげて突き進むように
勇ましい人は
敵の居る処へとび込んでゆくがよい
そこにはしかし戦わねばならぬことは何もないのである
832-9
ある学説をとり上げて議論を吹きかけて
「これこそ本当なのだ」という人があれば
そういう人にあなたはいってやるがよいー
いい争おうとしても
あなたの相手はここにはいませんと
「勇ましい人」っていうのは皮肉ですね~!( ;∀;)
自分の説がどれだけ正しいかを証明しようとして、
どこにでも勇敢に出ていく。
どんな相手にも勝てる自信がある。
でも、本当に悟った人たちは
こういう人を相手にされない。
こういう人に振り回されることもない。
わたしたちはどうしても応戦してしまう。
賢くなろうと黙って聞いていると、
「勇ましい人」はますますいい気になって、
主張しまくる。
そうすると、ついつい
「黙って聞いてればいい気になって~」と
我慢できなくなって応戦してしまう。
それが言い合いの始まり。
そして、引っ込みがつかなくなると、
争いはエスカレートしちゃったりする。
そして、「あ~またやっちゃった!」となる。
修行が足りない・・・
まあ、いっか・・・( ;∀;)
☆彡書店開いています!☆彡
☆彡 もうひとつブログ☆彡