財産って、そんなに大事なの?それって、本当に自分の物?
本当は自分のものじゃない
~スッタニパータ・ダニアの経より⑥~
何万頭?の牛を所有するダニアは、
今度はその財産を誇る。
今でいったら大会社の社長だな。
26-9
小牛も 乳を飲んでいる小牛もいる
とダニアはいった
子を持つ牛も これから子を持つ牛もいて
牛達の王である牡牛もまたいる
さあもしも降らそうと思うなら
神よ雨を降らせるがよい
一方お釈迦様はなんとおっしゃるかというと・・・?
27-10
小牛も 乳を飲んでいる小牛もいない
と世尊はいわれた
子を持つ牛も これから子を持つ牛もいないし
牛達の王である牡牛も ここにはいない
さあもしも降らそうと思うなら
神よ雨を降らせるがよい
( ´艸`) ( ´艸`) ( ´艸`)
だって、お釈迦様はこのせりふを、
どんな顔して言われたのかな?って想像すると、
おかしくなっちゃう。
二人のせりふを、二人になりきって言ってみよう!
こんな感じ?
ダニア <(・`▽・´)> 「~~~」
お釈迦様 (ー_ー) 「~~~」
いや、ふざけている場合じゃない!
そもそも、この世に、
「これは、自分のものだ!」
なんて言って、所有できるものがあるのだろうか?
もともとは誰のものでもない。
天から与えられたもの。
たまたま今、自分のところにあるだけ。
いくら、
「私ががんばって手に入れたものだ!」と言ったって、
縁あって、いろいろな条件が整ったからこそ、
今自分の手もとにあるだけってことなんですね?
そして、
世界は、真理は、
いつそれを取り上げるか、
本当はわからない。
それを悟られたお釈迦様は、
「私には所有するものはなにもない。」
と言われるんだな。
つづき↓
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