真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

思い上がりも貪りも情欲も離れて、万物に対して平等な不動の人

 すべてのものを、一つの生命、真理の表れ、世界の一部として尊ぶ

~杖を取り上げるものの経より⑯~

952-18 

その人は思い上がりも貪りも持たず

情欲を離れて

万物に対して平等であるー

とこのように

不動の人のことを 

私はほめたたえていうのである

 

自分への偏愛である「思い上がり」をもたない。 

 

一方的、一面的な誇張された欲望である

「貪り」ももたない。 

 

物に対する感情的・欲望的な執着である

「情欲」からも離れている。 

 

この世のどんな事物にも、

真理の一部の表れという認識によって、

平等に対する。 

 

例え、どんなに汚れたものも、

醜いものも、愚かなものも、

一つの生命、真理の表れ、

世界の一部として尊ぶ。

 

それは自分の主観によって、

揺れ動くことはない。

 

だから「不動の人」と言われる。

 

この姿こそが大慈悲の如来だと・・・

 

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