心の解放へ 「スッタニパータ」に出会ってびっくり仰天!!
「スッタニパータ」との出会い
私はびっくりしました。
この世にこんなお宝があったなんて、
今まで全く気づかなかったし知らなかったから。
お釈迦様という人を、
お寺や、仏教や、お経と結びつけて
とらえていた私にとっては、
もう、この「スッタニパータ」は
青天の霹靂だらけ!
本当にびっくり!
そして、「スッタニパータ」を読むと、
私の中で、あの有名な讃美歌、
♪ アメイジング グレイス ♪
が鳴り響くのです。
何千何百年もの、長~い月日を経て、
多くの人たちの
「なんとしてもこれを後世に残したい」
という、熱い思いを経て
口伝から文字へ・・・
そして国を超えて、言葉を超えて・・・
こんな世界の片隅で、
キョロキョロ オドオド 暮らしている
私のもとにまで、
よくぞ届いてくださったと・・・
「よろこばしきかな~」ではじまり、
「よろこばしきかな~」で終わっているんですって!
書いても書いても書ききれない、
喜びであふれているんですね?
仏教のこととか、
ほとんど知らない私が言うのはとんちんかんかもしれないけど、
「私の ♪ アメイジング グレイス ♪ と同じかも・・・」
なんて思っちゃいました。
そして、私はひとりでわくわくして、
舞い上がってしまって、
誰かに伝えたくて、
しかたなくなってしまったのです。
これも思い上がり?
ここほれ!わんわん! ポチの妄想
そこで、ポチになってほえてみることにしました。
・・・・・これも、悪あがき?・・・・・
ポチの妄想はこうです。
「うるさい犬だな!」
「忙しいんだ!おまえにかまっているひまはないよ!」
と、誰も相手にしてくれない中、
心やさしい人が現れて・・・
「どうした?どうした?そんなにほえて・・・
お~どらどら?ここになにかあるのか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うわ~! なんてことだ?! こんなところに・・・
こんなお宝は 見たことない! みんなを呼んでこよう~」
そして、次々と集まってきた人たちは、
みんな大喜び!
・・・めでたし めでたし・・・
・・・というわけで、
「スッタ・ニパータ」という
すばらしいお宝を紹介していきます。
※ スッタ・ニパータ・・・最古の仏典のひとつ
※ 私にお宝を教えてくれた本 「釈尊にまのあたり」毎田周一
怒りの恐ろしさ
~スッタニパータ 蛇の経より~
まず、最初のガーター(詩句)いってみます。
1-1
広がる蛇の毒を薬草で消すように
湧き上がる怒りを後にする
その修行者は
この世とかの世とを共に捨てる
蛇が朽ち古りた皮を脱ぐように
これ、蛇の経 っていう最初の経集の中の、
一番最初のガーターです。
いきなり「怒り」が出てきた~!
子どもをガミガミ怒るお母さん。
お母さんをどなりつけるお父さん。
あばれて泣き叫ぶ子ども。
腕組みしてにらみをきかせている先生。
部下にキレる上司。
あごを突き出してぶつぶつ言っているおじいさん。
こんな、人の怒る姿を見ないですむ日があったら
平和だな~。
なんて、他人事みたいに言ってる
自分の心の中を、よ~く観察してみると・・・
思うようにいかないことに、イライラ・・・
「なんでこうなるの~?」とか、
「どうしてこんなことがわからないの~?」とか、
「だから、言ったじゃん!」とか・・・
そして、
その怒りがわき上がってきたら・・・
早く消さないと、
蛇の毒みたいに体中にまわって、大変!
みるみる顔が真っ赤になって、
頭に血がのぼって、
「ドッカ~ン!!!」噴火しちゃう!
またやっかいなことに、
この怒りを他人にぶつけると、
ほぼ間違いなく自分に返ってくる。
そしてますますふくれ上がる。
おそろしいですね~ 怒りって・・・
もうこうなったら、
鏡をもってくるしかない。
鏡に映った恐ろしい自分の顔を見て叫ぶ。
「ぎゃ~~~~~!!」
これで終わらせるしかない。
でもね、お釈迦様という人は、
もう怒りから解放されているんですって。
蛇が古くなった皮をするりと脱ぎ捨てていくように。
もう、すべてのこだわりを捨てて、
世間のしがらみからも解放されて。
これ、怒りをがまんするのとはちがうみたい。
広がる蛇の毒を薬草が「ス~~~~~」っと消し去るように、
もう怒りに苦しまれたり、
悩まされたりすることが、ないんですって。
不思議だな。
あ~、やっと初めてのブログが書けた。うれしい!
また書きます。書きたいこといっぱい!!!
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