真理は主張するものでなく、体現するもの
真理は大海、人間はそこに遊泳するもの
~小さい堆積の経より②~
880-3
もしも他人の説を認めないものが
愚か者で 畜生で
低能ということになれば
彼等も亦すべて愚か者で
低能ということになる
何故なら彼等はみな自分の説を摑んで
離そうとしない者ばかりであるから
真理は大海みたいなもの。
それを人間が摑んで、
「これが真理だ!」なんて
主張するようなことは、
本当はあり得ない。
人間にできることは、
その大海に遊泳するだけ。
真理は絶対で、そこにただあるもの。
この世界にあるものすべてが真理の現れ。
人間によって真理とされて
はじめてあるものじゃない。
その真理の顕現としての世界にいながら、
「これが真理だ!」
「いや、それは真理じゃない!」
なんて言っている暇は本当はないはず。
そんなふうに主張されるものでなくて、
それによって、私たちがあらしめられているもの。
それはただ体現するものなんだな。
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