真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

世間を相手にして意見や見解をもつこと・・・そのことが思い上がり

一切を真理にうち任せるところには意見も見解もない

~マーガンディヤの経より⑦~

846-12

至上の智慧に到った人は

意見をもつとか物が解るとかいうことで

思い上がりはしない 

何故ならそのような意見や見解が

もうその人にはないからである

彼は如何に行い 

如何に学ぶかというようなところに

生活の中心をおかない

固定した立場などに立ってはいない

 

意見や見解をもつことは

世間の浅知慧に過ぎない。

 

わかりきれるはずのない世間を

わかった気になって

自分のせまい意見や見解を持ち出して

世間へ入り込むなんて

まさに人間の思い上がりなんだな。

 

悲しいことに

この地上に生きる以上は

この思い上がりはつきもの。

 

逆に世間にとらわれて

そのうち身動きできなくなる。

 

でももう至上の智慧に到った人は

世間を相手にしないのだから

そこにこせこせした意見も見解も必要ない。

 

ただ目の前の真理の道をまっすぐ行かれるだけ。

その人は いつも永遠の生命に向かっている。

 

そして

どうしたらいいか

何をしたらいいか

何をどう学んだらいいか・・・

そういうことを思い煩うことが

愚かなことだと言われる。

 

無限の世界を極めていこうとする人は

どうやっていいことをしようかとか

どうやって学んで知識を得ようとか

そんな固定された小さい人間の立場に拘らず

一切を真理にうち任せて行かれるんだな。

 

 

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