真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

真理を悟った人の7つの条件

完結に語られる姿

~死なない前の経より②~

 

850-3

この静かな人は

怒らず怖れず自惚れず 

また悔いることなく

聡明に語って 

思いをたかぶらせず 

そして言葉を慎む 

 

①「怒らず」

 他人が自分と同じように

 感じたり動いたりするなんて誤解せず、

 他人のことはその人の絶対自由に任せている。

 

②「怖れず」

 この世のことを

 何もあてにしていないから、

 怖れることもない。 

 

③「自惚れず」

 人と自分を比べて

 評価したりしないから、

 自惚れることもない。

 

④「悔いることなく」

 もともと

 自分が何か気の利いたことや

 よいことができるなんて思っていないから、

 失敗しても後悔しない。

 

⑤「聡明に語って」

 ありのままに語る。

 余計な自分の考えなんてはさまないで。

 直観的に真を指摘するだけ。

 

⑥「思いをたかぶらせず」

 主観的な感情に甘えない。

 冷静に客観的に事実を観察する。

 

⑦「言葉を慎む」

 的確な言葉、

 真実の言葉、

 簡素な言葉をいつも志している。

 

相手が思い通り動かないと腹を立てて、

何かをあてにしては不安になり、

すぐに思い上がって、

ちょっとうまくいかないとくよくよして、

真理が見えなくて勝手に妄想してばかり。

つい感情的になって、

自分を主張しようとして余計なことばかり口走ってしまう。

そんな私は・・・

 

こんな静かな人に会いたい。

 

 

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