真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

煩悩の矢が抜ければ、もう何の不平不満もない。永遠の今の生き生きとした生があるばかり!

自己の洞窟を打ち破って真理の世界へ 

~洞窟の八つの経まとめ~

 

この経の最後のページにある毎田先生の解説から紹介します。

この世を見て嘆いたり、

何とかしなければならぬと思ったり、

来世にしか望みはないといってみたりするものは、

釈尊涅槃寂静を、

その永遠の今の生を見ざる人のことである。

 

自分の固定した思い(欲望)にあてはめようと、

あくせくするんじゃなくて、

 

目の前に刻々と展開していく

無常の真理の世界に身を任せて、

悠々と行かれる姿が

輝かしくまぶしく思える。

 

いいなあ~って・・・

 

もうちょっと引用します。

第一のガーターで小さい自己の洞窟にこもるものを指摘せられて後、

この洞窟を真理の爆薬と閃光によって打ち破り、

破壊し尽くし、

木端微塵として吹き払って後、

最後にただ永遠の生命の現在に到るのである。

小さな自己の影すらない。

貪欲などにとりついている暇はなく、

ただ永遠の生命を生き、

それを讃嘆するのみとなったのである。

そこに何の不平不満もない。

悉皆満足の永遠の今の生があるばかりである。

この真理と智慧によって、

欲望・貪欲の根が絶たれてゆく。

 

第一のガーターで語られた、

自己の洞窟にこもる姿から、

八つのガーターを経て、

いよいよその洞窟を打ち破り、

永遠の今を生き生きと生きる姿へ・・・

 

もう、読んでいるだけで、

心がスーッと晴れてくる。

 

こんな世界があるんだな。

こんな生を実現した方が現にいらっしゃるんだな。

 

今も現に生きておられるんだな。

 

 

☆彡書店開いています!☆彡

 

☆彡 もうひとつブログ☆彡