真の人と出会って心の解放へ

心の解放へと導いてくれる真の人(本)との出会いの記録。(毎田周一「釈尊にまのあたり」他 聖徳太子・親鸞・宮沢賢治・・・生きてる人も)

この世に自分で支配できる世界があると思っている人の姿とは?

本当は自分で支配できるものなんてなにもない

~洞窟の八つの経より⑥~

魚(人)は水(真理)によって生かされている。

水(真理)を支配することなんてできない。

水(真理)を離れては生きることはできない。

 

またまた辛辣な例えです。

でもこれが私たち人間の姿なんだな。

777-6

この世にわがものというべきものがあると思って

涸れた川の水のない処にはねかえっている

魚のような人達を見るがよい

それにつけても色々なことにとりつかないで

わがものという考えを離れて生活すべきである

 

この世に自分で支配できる世界があると思っている。

 

自分を中心に置いて、

その支配者だと錯覚している。

 

これは、何も大きな組織の上に立つ人のことばかりじゃない。

 

たとえば社長が自分の会社を

たとえば学校の先生が自分のクラスを

たとえばお父さんが自分の家庭を

 

たとえば仲間を

パートナーを

兄弟を

後輩を

子どもを

 

自分の支配下に置いているつもりになっている。

 

物や家や財産も、

これは自分の物だと言ってつかむ。

 

でも、

世界の真理の法則は、

そんな私たちとは無関係に働く。

 

支配していると思い込んでいたものが、

いつのまにか自分の支配の及ばないところに

行ってしまったりする。

 

そうならないように、支配を強めれば強めるほど、

支配しきれなくなって、

逆にこちらがふりまわされることになる。

 

そんな苦しみにおちいってしまうのも、

自分には支配できるものがあると思ったから。

 

本当は、支配できるものなんて、

ひとつもない。

 

真理というものは、

自分のものにすることはできない。

 

逆ですよね?

 

私たちは真理によって生かされている。

 

 

 

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